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乱数を記したチケットによる出席管理のビジネスとしての採算性

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乱数を記したチケットによる出席管理のビジネスとしての採算性

2008年2年24日 井戸伸彦

■はじめに

次のページに記した大学等での出席管理方法について、これをビジネスとして採算にのせる方法について説明します。
http://blog.goo.ne.jp/oogakinet2007/d/20070513

《要旨》出席を証明する乱数を記した出席チケットの裏側に、広告を印刷して採算性を確保する。

■1.無料サービス

「タダコピ」(0円コピー)がビジネスとして成立していることは、ニュースなどで良く知られています。

http://www.tadacopy.com/
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20061025_tadacopy/

広告によりサービスを無料とする方法は、この他にも数多くの実施例があります。

■2.出席管理システムへの応用

乱数を記した出席チケットを配布する出席管理の方法(http://blog.goo.ne.jp/oogakinet2007/d/20070513)についても、
出席チケットの裏側などに広告を印刷することで、広告料収集を得ることが出来ます。これにより、大学へ費用負担を求めないことで、普及を図ることが可能となります。




■3.教育機関向けメールサービスとの連動

教育機関に向けたメールサービスの提供は、これからますます一般的になることが予想されます。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070403/267317/(Googleによる日本大学への提供)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070802/278964/?ST=pc_news_print(MSNによる日本体育大学や杏林大学への提供)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080213/293729/(Yahooによる早稲田大学への提供)

このように学生がメールアカウントを持つことになれば、同じIDを用いて出席管理が可能となります。メールは学生によってその利用頻度が大きく異なりますが、出席管理は学生が漏れなくアクセスすつという意味で強力なコンテンツとなります。すなわち、学生時代からユーザを取り込むという観点から、メールサービスを提供する業者には魅力があります。



出席管理が安価に実現出来るということは、大学にとっても大きな魅力になりえます。

■おわりに

乱数を記したチケットによる出席管理のビジネスとして採算にのせる方法について説明しました。継続して議論して頂ける会社/機関がありましたらご連絡を頂きたく、よろしくお願い申し上げます。

-以上-

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